関東百名山
かさやま

標高 837m
白石峠→15分→剣ヶ峰→20分→堂平山→20分→笠山峠→30分→笹山→20分→笠山峠→25分→笠山山頂(東峰)→→笠山西峰→25分→笠山峠→35分→堂平山→25分→白石峠

この山は小林泰彦の日本百低山の一つで、のどかなハイキングが楽しめる山なのだ。堂平山から笠山へと縦走したのだが、車道が平行していて、あまり面白くはなかった。
笹山から仰ぐ笠山

 白石峠から剣が峰・堂平山へ
白石峠の登山口


剣ヶ峰山頂


車道沿いに電波塔がいくつかたっていた


堂平山山頂

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2009年10月16日

笠山へは白石峠から登ることにした。白石峠の標高は笠山とほとんど同じで、ちょっと気がひけてしまうのだが、車道がここまで通じているのだから仕方がない。峠には東屋があって、その前には「関東ふれあいの道自然歩道」の指導標がたっていた。

鬱蒼とした杉林の中を急登して剣が峰に向かう。でも、すぐに傾斜は緩まって、あとは平坦な尾根を行くだけになった。行く手が開けるとすぐ下に林道が見えて、がっかりしてしまう。やがて登山道はこの林道に下って、これを横切って再び山道に入る。行く手には大きな電波塔がたっているのが見えた。これが剣ヶ峰の山頂なのだ。
自然林と杉林の間を登って行くと、5分ほどで電波塔のたつピークに着いた。山頂はこの施設で完全に占領されていて、山名標識もなかった。樹林に囲まれていて展望もない。でも、ここが今日たどるコースの最高峰なのだ。電波塔の金網の横に「剣峯大神」と刻まれた石碑がぽつんと置かれてあった。
ここから崩れかけた階段道を下る。3分ほどで舗装道に降りたってしまって、この先は車道歩きとなる。何ナノだと思ってしまう。
車道は稜線に沿って続いていて、その途中には電波塔がたっているのは見える。
車道から左に山道があったので、これを行ってみたら、大きな電波塔の横を通って、また車道に戻ってしまった。
車道を歩いて行くと、再び電波塔がたっている。この手前にやっぱり山道が分岐したので、これに入ってみた。電波塔の横を過ぎると、そのままピークに向かって上って行き、芝生の山頂に着いた。山頂の奥には天文台がたっている。ここが堂平山であった。ここにあるのは一等三角点であった。山頂から来た道を振り返ると、いくつもの電波塔が建ち並んでいた。



 笠山峠から笹山へ
草原の端に設けられた登山道


峠から車道を少し行くと笹山登山口がある


檜林を登る


笹山山頂、後ろは笠山


天文台の横を通って、指導標に従って進むと、広い草原が広がっていた。この草原の端にはロープで柵が設けられていて、登山道があった。要は登山者はこの草原に入ってはいけないということらしい。

ススキを掻き分けて進むと、樹林の中の急な下りになった。きれいな自然林の中を行く。
このコースには「外秩父七峰縦走ハイキングコース」という指導標がたっている。でも、方向は常に逆で、私とは反対側から歩くものらしい。
檜林に入って下るようになると、すぐに車道に降りてしまった。ここが笠山峠である。ここから笠山への登りが始まるのだが、その前に笹山に登ることにした。右手に植林に覆われた端正な三角峰が見える。これが笹山のようである。これならすぐに登れそうだ。(大間違い、笹山は3つのピークからなっていて、今見えているのは一番前のピークで、この奥に山頂があるのだ)
車道を右に行くと通行止めの林道の入口があって、そこには車が3台停まっていた。この通行止めから少し行くと、右に登山道入口があった。
檜の植林の中を緩やかに登って行く。道は赤土でいかにも滑りやすそうだ。木の板で簡単な階段がつくられている。
6分ほどでピークに着いた。でも、ここは山頂ではないのだ。ここで左に曲がって、さらに行く手のピークを目指す。その登りからは笠山を眺めることができた。
檜の植林の二つ目のピークを越える。行く手に見えるのが本当の笹山山頂である。でも、不思議なことにその山頂の上を模型飛行機が飛んでいた。
植林から抜け出すと山頂で、そこには4人ほどいて、リモコンを操作していた。リモコングライダーを飛ばしているのだ。この山はその飛行場のようで、リモコンの台まで設けられているのだ。さっき、入口に停まっていた車は彼らのものらしい。ピークの上まで行ってみたが、山名の標識などはなかった。でも、ここまでの途中で笠山を展望できたのだからヨシとしよう。



 笠山山頂西峰から東峰へ
峠から笠山への登山道


行く手に笠山が見える


笠山山頂(西峰)


東峰山頂


笠山峠に引き返して、よいよ笠山を目指す。ところが車道からは一旦下るのだ。

きれいな自然林の中を歩いて行く。木の根が網のように張り出す尾根を登って行くと、なぜか再び下りになって、林道に降りてしまった。少し林道を歩いて、再び山道に入る。登り口は階段で、すぐに急な尾根の登りになった。15分ほど急登を続けると稜線に出て、そこに指導標がたっていた。左は萩平で、右が山頂となっている。右折したらすぐに山頂であった。
ここは笠山の西峰である。北西が開けているのだが、遠くの山は霞んでしまって見えない。

この先に東峰があるので、行ってみる。
西峰からは露岩の下りであった。この山はけっこう岩山なのだ。
狭い尾根を行き、登り返す道は露岩であった。この岩場を登るとすぐに神社が見えてきた。私は神社の後ろに上り着いたのだ。回り込んで神社の正面に立つ。でも、ここには三角点や山名標識はなかった。展望もないので、神社の前で記念写真を撮ってすぐに引き返した。
笠山から下って林道に出たが、このまま林道を歩いて行った。そうしたら、笹山の登り口の通行止めのところに着いた。
堂平山へはけっこうきつい登りであった。
その先はひたすら林道を歩く。剣ヶ峰へは登らずに、左の林道を歩い行ったのだが、ちゃんと白石峠に着けるか心配であった。
広い駐車場があって、そこにはパラグライダー装備の二人がいた。この山はラジコン飛行機があったり、パラグライダーがあったりで、レクレーションの山なのかと思う。
そこから林道歩きはけっこう長く感じた。本当に白石峠に着けるのか心配になったころ、東屋が見えてきた。白石峠であった。1450分到着であった。


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