関東百名山
ひわださん

標高 305m
高麗駅→20分→日和田山登山口→30分→日和田山山頂→20分→高指山→25分→物見山→10分→小名瀬下降点→35分→五常ノ滝→25分→武蔵横手駅

日和田山は2時間45分で登れてしまう山なのだが、岩場があったりして変化に富んだ登山が楽しめる。私は日和田山から物見山まで縦走したのだが、このコースがお薦めである。物見山にある三角点は一等三角点なのだ。
高麗から見る日和田山

 電車を使って登山口へ
林道の路肩に駐車した


西武線で高麗駅へ


日和田山に向かって歩いて行く


指導標に従って左の細い道へ

BACK 笠山

20091017

今日の天気は曇りなので、休養日にしようと思ったのだが、簡単な山に一つだけ登ることにした。標高305mの日和田山である。でも、それだけでは余りにも簡単なので、物見山まで縦走することにした。それでも、2時間45分のコースである。登山を早く終えたら、温泉でのんびりするつもりである。
縦走するので、電車を使う。まず、下山口の西武線の武蔵横手駅から少し山に入った林道の路肩に車を停めた。そこから歩いて横手駅に。
1区間だけ乗って、高麗駅で降りる。高麗という地名からわかるように、この地は朝鮮の渡来人の文化が残っていて、駅前には赤い大きな標柱がたっている。「天下大将軍」「地下女将軍」と書かれた赤い2本の柱が迎えてくれるのだ。
駅前から左に行って、さらに左折して踏切を渡る。北に向かって歩いて行くと、正面に見えるのが日和田山のようである。道の右に指導標があって、ここで右折する。ここには高札場跡であった。細い道を行くと、右に筆塚があった。勝海舟筆という標識があった。
この道の突き当たりには「水天」と刻まれた石碑がたっていた。ここで左折して、真っ直ぐに歩いて行くと国道に突き当たる。これを右折して赤い橋を渡る。すぐにコンビニのある信号交差点で、ここを左折する。
歩いて行くと日和田山の指導標があって、左の細い道に入る。林の中に入って行くと、こすぐに「日高市ふるさとの森」に着く。ここが日和田山の登山口である。



 日和田山山頂へ
一の鳥居


水場があった


岩場を行く


日和田山山頂


ところが道がよくわからなかった。ふるさとの森には遊歩道が複雑に交錯していて、どれが登山道なのかわからないのだ。適当な遊歩道を選んで歩いて行ったが、北に向かうはずが西に歩いていたので、軌道を修正。急な斜面を登って行くと、右からくる道と合流した。これが正しい登山道のようである。

すぐに大きな石の鳥居の前に着いた。一の鳥居である。この鳥居をくぐったすぐ先で道は二分する。右が女坂で左が男坂、女坂は緩やかな樹林の道なのだが、男坂は岩場の急登らしい。もちろん男坂を行く。
広い遊歩道を緩やかに下って行くと、沢に着いた。ここには水場があって、すぐ上にお堂がたっている。「滝不動尊」というらしい。
ここから沢に沿って行くと、すぐに険しい岩場の登りになった。
自然石でつくられた階段の道を上って、さらに木の根が網のように張り出す急な道を登ると本格的な岩場になった。まあ、たいしたことはないだろうと高をくくって登って行ったが、どんどん険しいくなる。大きな岩をいくつも越えて行くのだが、岩に書かれたペンキ印に従って急登する。とてもファミリーコースとは思えない。
岩場を登って行くと、岩の上に鳥居が見えてきた。二の鳥居で、その奥に金比羅神社がある。ここは露岩の展望台になっていて、たくさん登山者が休憩していた。見える山の名前が平な岩にペンキで書いてあった。下には巾着田が見えた。確かに巾着の形をしている。

この露岩の斜面を少し上ると社殿があって、その右横が日和田山山頂への道が通じている。3分ほどで、分岐の広場に着いた。左は捲き道である。まっすぐに日和田山山頂を目指す。
山頂へは山の斜面を右から回り込むように登って行く。岩がゴツゴツと突き出す急斜面を登って山頂に着く。山頂の真ん中には石塔がたっていた。山頂の広場にはすごく小さい三角点があった。四等三角点であった。



 物見山山頂へ
高指山


駒高集落外れの登山道入口


物見山山頂直下の分岐


物見山山頂の一等三角点


日和田山山頂から西側に下ると、すぐにさっきの捲き道と合流する。ここに立つ指導標には、高指山まで
650m、物見山まで1.75kmとなっていた。
自然林の中を緩やかに下って行くと、すぐに日向への分岐があった。直進して杉林の中を登るようになると、突然ガードレールが現れた。この右には大きな電波塔が立つピークが見える。これが高指山であった。行ってみた。でも、山頂は完全に電波塔の施設で占められていて、鉄柵で中に入ることはできない。山名の標識もなかった。引き返すと、ベンチの置かれた小さな草原があった。でも、なにかしら草茫々といった感じである。ここにも標識はなかった。
この先は舗装道を歩いて行く。杉林の中を行くと、行く手に駒高集落が見えてきた。集落に入って行くと、道の横に三角屋根の東屋があって、公衆トイレもあった。ハイキングコースとして整備されているのだ。集落の外れに赤い指導標があって、ここから右の山道に入る。
すぐに芝生の広場があったが、私有地で勝手に使うなという標識がたっていた。首都圏ではこういうセコイことが多いのだ。
檜林の尾根を歩いて行くと、林の中にちょこんとお堂がたっていた。ここから7分ほど行くと、分岐があった。直進すると物見山山頂で、左は捲き道である。
緩やかに登ると、すぐにベンチの置かれた山頂に着く。ここには山名の標識がたっているのだが、物見山の文字が削って消されていた。ここから少し行ったところに三角点のピークがあるので、そっちが山頂といいたいらしい。
ここで休憩している人もいたが、私はまっすぐに三角点のピークにむかった。樹林の中を少し行くと小さな広場があって、その真ん中に三角点があった。まわりを探したが山名の標識はなかった。三角点は一等三角点である。ベンチがあるので、ここで少し休憩した。




 五常の滝経由で下山
小名瀬峠


民家が見えてきた


五常の滝の降り口


標識のたつピークに引き返して、そこから西側に下る。すぐに捲き道と合流する。ここには宿谷の滝に下る道があった。

檜林の尾根を5分ほど行くと、左から道が合流してくる。ここが小名瀬峠であった。ここからは左の道を行く。尾根の左をトラバースするように続く道で、3分ほどで馬頭観音と刻まれた石碑があった。ここから少し行くと民家が見えてきた。集落というには2軒しか家がない。
最初の家を通過して、さらに2軒目の家の前に出る。この庭先を通って林の中に入ると、困ったことに道が消えてしまった。探したが道はない。仕方がないので引き返したら、2軒目の家の直前に左に行く道があった。こんなしっかりした道を見逃すなんて、情けない。
杉林の中を10分ほど下ると、舗装された道に出た。
あとはこの道を下って行くだけである。舗装道を歩いて行くと、サワガニが道を横切っていた。
7分ほど下ったところに五常滝の入口があった。私は滝が大好きなので、もちろん寄って行く。
沢に向かって少し下ると、不動尊を祀るお堂があって、これを回り込むと滝があった。余り高い滝ではないが二筋になって流れ落ちていた。
滝に満足して、どんどん下って行くと20分ほどで車が見えてきた。


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