関東の山
はるなふじ

標高 1391m
ビジターセンター登山口→50分→榛名富士山頂

日本二百名山の榛名山というのはどの山をさすのだろうかと悩んでしまうのだ。榛名山という特定のピークはなくてこの山域の最高峰は相馬岳の1449mである。でも日本三百名山では榛名富士にしているのだ。ともかく登ってみることにした。
駐車場から榛名富士

1999年相馬山登山
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2006年1012

昨日は榛名富士のロープウェイ駅の前に車を停めて寝たのだが、朝、地図を確認すると登山口はビジターセンターの前にあることがわかった。車を少し走らせると榛名湖の湖畔に出て、そこには広い駐車場があった。この駐車場の真向かいにビジターセンターがある。
駐車場からは本当に目の前に榛名富士が聳えている。でも、この程度の山なら1時間ほどで登れそうである。今日の午後は浅間隠山にも登りたいと思っているので早めの出発。615分スタートした。
昨日の夜は雨が降っていたのに今朝は晴れている。これからしばらく秋晴れの日が続くのだ。うれしい。
登山道入口の指導標から山道に入る。入口には「整備されていないので滑りやすく、落下の危険もある」という案内がたっていた。山頂まではゴンドラが通じているのだから、それを使えといわんばかりである。でも、私は登山に来たのだから、歩いて登るしかないのだ。ちなみに、ゴンドラは片道400円であった。
平坦な林の中を行くとすぐに坂道になる。でも、そこには3本の踏み跡があってどれを行ったらいいのか迷ってしまう。しかたがないので一番太い道を登ることにした。
傾斜はめちゃくちゃにきついのだが、登山道は真っ直ぐに上に向かっている。山頂までこの調子で直登するのかと思ってしまったのだが、しばらく行くと登山道をふさぐようにロープが張ってある。通行止めなのかと思ったらそうではなくて、ロープの向こうにはちゃんとした登山道があった。要は私が登ってきた道に入り込まないようにロープが張ってあるのだ。
正規の道はしっかりしていて、山肌をジグザグに登って行く。登山道のクヌギの林がきれいである。今回の登山旅行では樹林の美しさに魅入られている。自然林の中を行くのは本当に気持ちがいいのだ。
山頂直下はかなりきつい登りだったが、40分でゴンドラ山頂駅に着いた。広場になっていて展望休憩所もある。時間はまだ7時なので、もちろんゴンドラは動いていない。登山者も私一人である。
展望東屋からは榛名湖を囲む外輪山が一望できるのだが、その中では鋭く聳える相馬岳がすごい。昔、登ったときの険しかったことを思い出してしまった。
駅前広場から階段を登って山頂を目指す。山頂には神社の祠があるのだ。
鳥居をくぐって階段を登ると祠の前に着く。鉄筋コンクリートの御堂である。その横に三角点があった。神社の前が展望台になっていて、望遠鏡がおかれていた。
山頂からは湯元に下る道もあるのだが、見ると笹に覆われてしまっている。帰りはこの道を下るつもりだったのだが、心細いので止めた。
ゴンドラ駅の広場に戻って、東屋で休憩。私一人である。
そこから下を見ると、広い駐車場にポツンと私の車が1台だけ停まっていた。
帰りは同じ道を引き返す。下りはあっという間で、8時には駐車場に戻ってきた。
さて、これから浅間隠山に向かう。



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登山口


笹の間の道を登る


きれいなクヌギ林


ゴンドラ山頂駅


山頂へは鳥居の石段を登る


山頂の富士山神社


山頂三角点





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