大雪山〜十勝連峰大縦走
とむらうし

標高 2141m
ひさご池分岐→天池→日本庭園→北沼→トムラウシ山頂→南沼キャンプ場

この日も快晴だった。南にトムラウシを見、振り返ると大雪の山々。すばらしい展望の縦走路である。途中にはきれいな花が咲き乱れ、地塘の水面には青い空が映っている。天上の楽園である。
化雲平からトムラウシ


 日本庭園を行く
化雲岳からトムラウシへ


ひさご池への分岐


二つ目の池


岩の中を行く

BACK 五色岳から化雲岳

2007年78

化雲岳から下って行くと木道になった。周りにはお花畑が広がっている。その木道の途中に指導標がたっていた。ここがひさご池の分岐であった。化雲岳を振り返るとなだらかな丘陵の上にポツンと岩が見え、行く手には木道の続く丘陵の上にトムラウシが見える。まだまだ遠い。
木道が終わると、岩がゴロゴロする下りになった。山の斜面は一面の岩礫で、これが歩きにくくてけっこう時間がかかった。下りきった鞍部には再びひさご沼への分岐があって、こっちのほうがよく使われる道のようだ。
ここからトムラウシへの登りが始まる。ハイマツの中に続く登山道は巨岩におおわれている。広い稜線のあちこちには岩塔が聳え立っていて、すごい眺めだ。
稜線から右下を見ると大きな池があって、その池畔にテントが見えた。小屋もたっている。ひさご池である。ひさご池は本当にヒョウタンと同じように真ん中がくぼんでいるのだ。
巨岩が立ち並ぶ中をさらに行くと池があった。天池である。池の半分はまだ雪におおわれていて、周りにはお花畑が広がっていた。
池にかかる雪渓を登ると、その先に再び池があった。ほとんど雪に埋もれているのだが、その前の木道が二重になっている。お花畑もきれいで、このあたりが日本庭園ではないかと思う。

この先は岩が累々とする中を登ることになる。一面巨岩の海である。岩につけられたペンキ印に導かれて、岩の上を飛び跳ねながら行く。
行けど行けど岩だらけの平原である。私が昔、クワウンナイ沢から登ってきた分岐があるはずだが…と注意しながら歩いていったが、明確な分岐点を見つけることはできなかった。でも、朽ちかけた木の棒がたっていて、そこに赤いテープが風に吹かれているのを見つけた。これがそうではないかと思った。




 トムラウシ山頂へ
岩礫帯から抜け出した。トムラウシが覗いてる


北沼とトムラウシ


トムラウシへの登り


トムラウシ山頂


山頂からの下山路

南沼キャンプ場


岩礫の急斜面を登って台地の上に着くと、そこにはお花畑が広がっていた。ようやく岩礫帯から抜け出したのだ。背の低いハイマツとお花畑の中を緩やかに登って行くと、次第にトムラウシが迫ってくる。
緩やかに下ると下に池が見えてきた。トムラウシの北沼である。池のすぐ後に聳えているのがトムラウシである。
北沼の畔で休憩。
1145分になっていた。でも、あとはトムラウシに登るだけで、山頂から下ったところが今日の泊まるキャンプ場である。ゆっくりできる。
池の向こうは白い雪渓が広がって、まぶしく輝いている。池の周りはお花畑で、白い花がたくさん咲いている。振り仰ぐトムラウシは全山岩礫におおわれていて、二つのピークが見える。どっちが山頂だろうかと思ってしまう。(右奥が山頂なのだ)
トムラウシに向かって岩礫の中を登って行く。巨岩が累々として、これを乗り越えながら行くきつい登りである。北沼からは南沼への捲き道があるのだが、これを行って、キャンプ場にザックを置いて空身で登ればよかったのでは…というフラチな考えが浮かんだ。
振り返ると北沼が青い空を映して広がっている。その向こうには大雪の山々。すばらしい景色に励まされて岩塊の道を登って行く。二つのピークのうち手前のピークは右側を捲いて、鞍部に着くと傾斜は少し緩やかになった。そこからは南側の展望が開け、十勝連峰が一望できた。
山頂から十勝連峰をじっくり眺めたくて先を急ぐ。山頂到着は
12時半であった。
山名標識の前には一等三角点があった。展望はすばらしくて、360度の遮るもののない大パノラマである。
表大雪からの長い稜線の道。この道を歩いて来たのだと思うと感慨もひとしおだ。そして南にはこれから辿る十勝連峰への道。一番手前に聳えるのがオプタテシケ、鋭い三角峰で縦走路に立ちふさがっている。明日の山行では一番の難所になるはずだ。…とはいいながら、すばらしい展望にただただ感動してしまうのだ。
休憩していたら南沼のほうから一人の登山者が登ってきた。埼玉の人で、毎年のように大雪にやってくるのだという。
山頂から下る。こちらは岩が少なくて助かった。ジグザグに降下して行くと、下にテント場が見えてきた。
テント場に着いたのは1時半である。すぐ傍には雪渓が広がっていて、そこから水が流れ出している。
テントを張って落ち着いたら、さっき山頂で会った人が下ってきて、隣のテントがその人のものだった。
3時頃に10人ほどの団体がやってきて、すぐ傍にテントを3張り張った。今のツアー登山はサービス満点で、ボッカの二人がお客のテントやシュラフ、食料を運ぶのだ。そして、酒まで背負ってきている。お客がトムラウシに登っている間に、二人のボッカがテントを張って、食事の準備をするだ。ご飯を炊いて、エビチリを作っていた。私は荷物を減らすために食料は徹底的にきりつめて持ってきている。うらやましいとしかいいようがない。


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