北海道の山
しょかんべつだけ

標高 1491m
暑寒荘→1:00→佐上台→1:00→五合目→40分→滝見台→25分→扇風岩→1:00→箸別ルート分岐→20分→暑寒別岳山頂→40分→扇風岩→50分→五合目→50分→佐上台→50分→暑寒荘

暑寒別岳登山のお薦めルートは雨竜湿原を経由するコースなのだが、今回は反対側の暑寒コースを登ってみた。このコースも長大な尾根を登って行くので時間がかかる。
暑寒別岳山頂

1992年雨竜沼からの登山記録
 登山口から五合目へ
暑寒荘


登山口


一合目


つつじヶ丘


二合目


佐上台


四合目


五合目

BACK 富良野 2009年

200979

今日は12時から15時が晴れるというので、暑寒別岳に登ることにした。暑寒別岳には一度登ったことがあるのだが、その時は雨竜沼からであった。今回は増毛から登るつもりだ。このコースもけっこう長い距離を歩かなければいけなくて、7時間30分もかかるののだ。
道の駅サンフラワー北竜に泊まって、車の発進は6時を少し過ぎた頃。晴れるのは12時以降なので、登山開始はゆっくりのほうがいいのだ。道の駅から登山口までは50kmほどもあって、1時間以上かかる。御両峠を越えてまっすぐに海に向かって下って行く。信砂という海辺の町に着いて、そこから海に沿って増毛に向かう。
暑寒別岳登山口の標識に従って左折して山に向かって走って行く。快適な舗装道が続いた後、急に細い道に入って舗装も終わりかと思ったら簡易舗装になっていた。渓流の森キャンプ場を過ぎると、ようやく舗装は終わって、これからガタガタの道を走るのかと思ったら、すぐに暑寒荘前の広い駐車場に着いた。
身支度を終えて歩き始めたのは715分である。階段を登って暑寒荘前の広場に出る。これを横切って進むと、右に小さな池があって、その奥に登山口がある。登山口にはしっかりと「熊出没注意」の標識がたっていた。
広い道を歩いて行こうとしたら、登山道は右の細い道であった。このあたりは渓流の森遊歩道が張り巡らされているので、間違いやすい。
小川を渡って、鬱蒼とした森林の中を行くと、すぐに遊歩道の分岐がある。かなりややこしい。
平坦な森の中の道を15分ほど行くと、いきなり階段の登りが始まった。かなり急な登りが続く。よやく尾根の上に登り着くと、その先はほとんど平坦な道であった。これを8分ほど歩くと指導標がたっていて右折する。ここが一合目であった。登山口から30分余りもかかっている。この調子なら山頂まで300分かかることになってしまうではないか。ちょっと焦った。
きれいな自然林の中を歩いて行く。道は緩やかで、こんなラクな登山でいいのかと思ってしまうのだ。一合目から20分ほど歩いて、少し急な斜面を登ると「つつじヶ丘」という標識がたっていた。この先、ほとんど平坦な尾根を行くのだが、樹林の丈が低くなって展望の開ける。行く手には残雪が残る丘が見える。その奥に暑寒別岳が聳えているはずなのだが、厚い雲に隠れている。この平坦な尾根を少し行くと二合目の標識がたっていた。一合目から22分経過している。少し時間が縮まった。
二合目から5分ほど行くと、一段高い丘が見えてきて、その上に佐上台という標識がたっているのが見えた。ここに登り着くと、隣の尾根が緩やかに連なっているのが見える。でも、肝心の暑寒別岳方向の尾根は樹林に隠れて見えなかった。
この先も平坦な尾根が続く。道には黄色や白い小さな花が咲いていて、かわいらしくきれいであった。
ゆるやかな起伏がある尾根が続き、振り返ると海岸線が見えた。かなり霞んでいるのだが…。
この平坦な尾根の途中に三合目があって、石のゴロゴロした斜面を登ったその上に四合目の標識がたっていた。ここからも海を眺めることができた。
再び緩やかな登りが続く。でも、このあたりから霧の中に入ってしまった。女性の団体とすれちがった。ずいぶん早いと思ったら、八合目まで行ったが雨だったので引き返してきたのだという。やっぱり、今日の天気は期待できないのだろうか。でも、私は昼から晴れるという予報を信じようと思ってと登山を続けるのだ。
ダケカンバなどの林に入ったり、出たりする。少し急な道を上ると、広場があって、その右に五合目の標識がたっていた。97分になっていた。ガイドブックではここまで2時間となっているのだが、少しだけ短縮できたようだ。
ここには水場があるというので探してみたら、水はすでに流れていなくて、汚れたビニールシートのくぼみがあるだけであった。



 五合目から山頂へ
ハイマツ帯の標識


滝見台


八合目(扇風岩)


キバナシャクナゲの間を登る


霧の中を行く


山頂かと思ったが違った


暑寒別岳山頂


つつじヶ丘から振り返る


登山口の駐車場


バイクで登山に来ていたお嬢さん


五合目から少し急な斜面を登って、再び緩やかな登りが続く。急な登りが現れるのは六合目の先である。

岩礫の急斜面にロープが下がっている。この登りはかなりきつくて長い。ロープにすがらなくても登る足がかりはあるのだが、下りはこれが役立つかもしれない。(その通りであった。)
この急斜面の両脇にはキバナシャクナゲがすばらしくきれいに咲いていた。足場もしっかりしないのに、斜面の途中で写真を撮ったりしていた。
ようやく急登が終わると、そこには「ハイマツ帯」の標識がたっていた。標識の通り、道の両側はびっしりとハイマツである。でも道は広くて、しかもほとんど平坦である。ハイマツの回廊のような道が続く。この頃、雲の中に入ってしまって、行く手は白く霞んでほとんど見えない。
このハイマツの尾根を5分ほど行ったところに七合目の標識がたっていた。さらに5分ほど行って、急な斜面を登ると滝見台の標識があった。ここは展望台になっているのだろうが、真っ白で何も見えない。(帰りにはここから滝を見ることができた。)
露岩の尾根を行き、樹林の中に入ると、岩がゴツゴツした急な登りになった。一旦、ハイマツの回廊の平坦な道になるが、再び急登になる。これを越えると、霧の中に扇風岩の標識がたっていた。ここが八合目でもある。目の前に屏風のような岩が聳えているのかと思ったら、露岩のピークの上であった。
ここから右に下ると、今いたピークは大きな岩の上だったことがわかり、それが扇風岩になっているのだ。そんなに高い岩壁ではなくて、登山道はすぐにこの下に着く。このあたりで雨が強くなった。仕方がないので雨具を出して着込んだ。私は、雨具はギリギリまで着たりしないのだが、今日は早く決心した。これは正解であった。この先、風は強くなるし、雨も時々強く降るしで、着込んでいなかったらびしょ濡れになるところであった。

この先は再び平坦な尾根が続くのだが、霧は益々濃くなって、ほとんど何も見えない。でも湿原のような草原が時々広がるのがわかる。
大きな岩に覆われた道になって、傾斜も増す。岩の間を水が流れていて、時々大きな泥濘がある。やがて、岩礫の急な登りになった。この急斜面を必死で登って行く。かなりきつい登りである。ようやく傾斜が緩まると、キバナシャクナゲがいっぱい咲いていてすごくきれいであった。
でも、すぐにまた急な登りになった。滑りやすい赤土の斜面で、そこに大きな岩がたくさんゴロゴロしている。この急斜面には太いロープが一本下がっていた。道の両脇にはキバナシャクナゲが咲き乱れている。この急登は長く感じた。この途中で、女性の単独行者とすれ違った。
ようやく傾斜が緩まると平原が広がって、霧で真っ白な中を歩いて行く。足下にはたくさんの高山植物が咲いている。晴れていたらすばらしいお花畑なんだろうと思う。
平原を5分ほど歩いたところに箸別ルートの指導標がたっていた。山頂は近いと思うのだが、深い霧の中で、先がどうなっているのかまったくわからない。
霧の中に大きな岩が浮かび上がる。これが山頂かと思ったが違っていた。このあたりにはピンクの花が群落をつくっていた。
さらに歩いて行くと、チングルマなどの群落、すばらしくきれいなお花畑である。何度も立ち止まって写真を撮ってしまうのだ。
再び、霧の中に大きな岩が現れたが、これも山頂ではなかった。このすぐ先で灌木のトンネルの中に入ってしまう。もしかしたら山頂を通り過ぎてしまったのではないかと心配になったが、灌木から抜け出したらそこが山頂で、山頂到着は1116分である。
山頂に着いたときは雨と風が最高に強いときであった。とても休憩できる状況ではなかった。記念写真だけ撮って、すぐに引き返した。
霧の中の屏風岩に戻ったのは1220分、でも、ここから7分ほど行くと霧が晴れてきて、下って行く先に高いピークが見えてきた。これが滝見台のようである。そして、下界には日がさしていた。青空も見える。やっぱり午後から天気は回復するのだ。もう少し山頂に居ればよかったかとも思った。
明るい展望の尾根をどんどん下って行く。滝見台に戻ったのは1240分、ここから山頂方向を振り返ったが、上は厚い雲に覆われたままであった。
どんどん下って行く。下山路からは、下に広く緩やかな尾根が長く続いているのが見える。この長大な尾根を登ってきたのかと思ってしまう。
五合目到着は1310分。さらに下って、佐上台に着いたのは1343分。日も射しているので、ここで休憩することにした。まず、雨具を脱いだ。休憩している間、木に掛けて少しでも乾かすことにした。
林の中に入って、走るように下って行って、登山口に戻ったのは1435分であった。太陽がまぶしいくらいで、真っ青な空が広がっていた。

駐車場で、椅子・テーブルを出してラーメンをつくって食べた。その間に濡れたものを乾かした。
食べ終わってかたづけていたら、山頂付近ですれちがったお嬢さんが降りてきた。この人はバイクでやってきていたのだった。今度、ペテガリ岳に登るということで、静内ダムから40kmの林道の話しをした。


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