北海道の山

静内ダム→55分→高見ダム→40分→搬別大橋→10分→高見開拓之碑→10分→中間点→10分→分岐→40分→東の沢ダム→45分→ペテガリ山荘

ペテガリ岳の登山口はペテガリ山荘にある。昔は車で山荘の前まで行けのだが、今は静内ダムで林道が閉鎖されていて、ダムから山荘まで40kmの道を歩かなければいけないのだ。ペテガリ岳はもう一度登りたいと思っていたのだが、この長い林道歩き思うと躊躇していた。今回は自転車でこの長い林道を走ることにした。


 静内ダムから高見ダムへ
道の駅サラブレッドロード新冠


ダムから先はゲートが閉まって通行止め


距離の標識が立っている


高見ダムに着いた


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200975

「道の駅サラブレッドロード新冠」に泊まった。645分に出発して、静内ダムに着いたのは75分である。
しっかりとゲートが閉まっている。ゲートの下から自転車をくぐらせる。あとは、ザックに小屋泊まりの荷物をパッキングする。どうせ自転車に載せて行くのだからと、食料をたくさん入れてしまった。問題はこのザックを、小さな荷台にどうくくりつけるかで、けっこう苦労してしまった。大きなザックの他に、登山のときにつかうデイバックを背負った。結局、出発は745分になってしまった。ダムを右に見ながら走って行く。ゲートからは舗装されない道なのだが、それでもけっこう整備されていて、石ころだらけということはないのだ。道には道道のキロ数を示す標識がたっていて、これが走っていてすごく目安になった。静内ダムにあったのが12.5kmで、あとは500m毎に必ずこの標識がある。静内ダムからペテガリ山荘までは40kmだから、52.5kmになったら到着ということである。
ペテガリ山荘までは当然上りである。でも、ずうっと上りが続くわけではなくて、けっこう下りもあるのだ。そのときは快適なダウンヒルで爽快である。でも、その後は必ず上りが待っているのだ。
私の自転車は6段変速なので、かなりの坂も登ってゆくことができる。この自転車で街中を走ったときはトップでもあまりスピードがでなくて緩すぎると思ったのだが、山道を走るときはこのギアがちょうどよかった。
舗装されていない地道なのだが、しっかりと固められていて自転車で走ってもそんなに支障はないのだ。でも、時々石ころのガタガタ道になったりして、これを上るときは、自転車から降りて押すしかないのだ。
最初の目標の高見ダムに着いたのは850分であった。
ここには
24.5kmの標識がたっていて、静内ダムから12km走ったことがわかる。



 東の沢ダムへ
ペテガリ山荘まで23.6kmの標識


32.5km地点、中間点だ


東の沢入り口、ここで道を間違えた


高見ダムから
30分ほど走ると、ペテガリ山荘まで23.6kmの標識があった。そこに立つ道道の標識は29kmである。
ここから10分ほど走ったところに「高見開拓之碑」があった。昭和22年にこの地に入植して、300ヘクタールほどの開墾をおこなったのだが、昭和39年には離農やむなきに至。この開拓の跡はダムの底に沈んでしまったのだ。

32.5km地点、つまり中間点を通過したのは950分である。
42.5kmを通過、あと10kmだと喜んで、少し行くと道が二つに分かれていた。右は下って行く細い道で、指導標には「東の沢発電所」と書いてある。ダムの施設に下って行く道だろうと思った。
左の方が広くてしっかりしているので左を行った。どんどん走って行くのだが、どうも様子がおかしい。少し心配になったころに、車がやってきて、この道は違うと教えてくれた。さっきの分岐を右に行かなければいけなかったのだ。
20分ほどロスをしてしまった。
分岐に戻って、少しだけ行くと「東の沢入口・ペテガリ山荘まで9.5km」という標識がちゃんとたっていた。登山届けポストまであった。
ここからは沢に向かって下って、橋を渡る。頭上には、さっき私が間違えて走った橋が架かっている。この橋の付近は山の斜面が大きく崩落していた。このために通行止めにしているのかもしれない。

ここから35分ほど走ると東の沢ダムに着いた。ここからペテガリ山荘までは5〜6kmほどのはずである。



 ペテガリ山荘へ
東の沢ダムを振り返る


川に沿って走って行く


こんな格好で走った


頑張って走って行く。一旦、ダム湖から離れて、谷に沿ってに走って、ターンしてダム湖に戻ってくる。さらに走って行くと、いつのまにかダム湖を離れて、深い谷に沿って走るようになった。林の中の道が続く。また、ターンしてダム湖に戻ると思っていたのだが、走っても走ってもターンする橋が現れない。磁石で方向を確認したら東に向かっていて、ペテガリ山荘に向かっているのだった。

上りが続く。ギアを思いっきりROWにして、あえぐようにして入って行くと、樹林の左側が途切れて広場があった。東屋がたっている。ここがペテガリ山荘前の広場であった。広場に入ると、左に山荘がたっていた。りっぱな山荘である。到着は1241分であった。

十分時間があるので、さっそく酒を飲むことにした。ウィスキーを1リットル持ってきている。山荘に前には水場があって、水は豊富である。
豆腐を持ってきているので、麻婆豆腐をつくった。うまかった。
今日、小屋に泊まったのは女性4人と男性1人の団体と、今日ペテガリに登ってきた男性が1人、私も含めて6人が宿泊者であった。
酒がたくさんあるものだから、調子にのって飲んでいたら、いつのまにか眠ってしまった。


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