標高 1027m
ピセナイ山は日高山脈展望の山である。登山道入り口までは途中で林道が崩壊していて、2kmほど余分に歩かなければいけなかった。
山頂では、雲が多かったものの1839m峰を望むことができた。
登山道からピセナイ山

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2005年6月15日

アポイで岳を後にして、次のピセナイ岳を目指す。

ピセナイ岳というのは日高山脈全域を展望できる山なのだ。
アポイから太平洋岸を走って静内に向かう。途中、馬の放牧場がたくさんある。このあたりはサラブレットロードといわれているのだ。
役場に確認した情報では、ピセナイ付近の道路が通行止めになっている。ただし、それは静内ダムから先のことで、私は静内ダムを渡ってしまうのだ。静内川の左岸に渡って、ダム湖沿いに曲がりくねった道を行く。登山口まで道は大丈夫という役場の話だったのに、途中で道は通行止めになっていた。
林道が完全に崩れ去っている。カーナビで位置を確認すると、登山口まで2kmほど手前である。
でも、今日は時間的に余裕があるので、それくらいの距離なら歩くことにした。
崩壊した林道の手前に車を停めて歩き始めたのは
11時半である。

林道は3箇所にわたって崩れていた。当分復旧はできそうもないようだ。
林道は大きくカーブをして登って行く。歩き始めて40分、ようやく登山口につく。ここからは登山道である。
樹林の中の道を行く。15分ほど行くと展望台に着いた。ここが2合目で、ようやく尾根の上に登ついたわけだ。ここでは少しだけ展望が開けている。
登山道には合目毎の標識が立っていて、これを目安に登って行く。気持ちのよい樹林の中の道である。4合目まではほとんど平らな道で、のんびりと緑を楽しみながら歩いて行く。登りがきつくなるのは6合目からである。6合目は稜線に登りついたところで、三石町と静内町との境界である。
この主稜線に登りついたところで左折する。ここからはひたすら山頂に向かって急登するのだ。
ダケカンバの林の中を登って行くと、
梢の向こうに山頂が見えてくる。でもけっこう遠い。
9合目の手前で樹林から抜け出した。山頂は間近である。最後の登りはかなりきつい。
山頂に着いたのは1時半であった。
山頂からは日高の山並みが見渡せる。今日は雲が多くて、とてもすっきりとパノラマを眺めるというわけにはいかなかったが、それでも残雪の日高を眺めることができた。
日高はまだ雪が多い。今回の登山旅行ではとても日高に登れそうにない。本当は明日、幌尻岳に登りたかったのだが。
来た道を引き返して、車のところに戻ったのは35分であった。
さて、日高の山には登れそうもないので、明日は増毛の山に登ろうと思う。何かしら、雪のない山を求めて、北海道内をさまよっているようなものである。


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海がきれいだった


静内ダム


登山道が始まる


展望台


三石町と静内町の境界


ピセナイ山山頂





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