ふらのにしだけ

標高 1331m
天気が良くないので富良野に滞在している。雨の合間を縫って、近くで登ったことのない山を探したら、この富良野西岳があった。午後からは雨になるので午前中に降りてこなければいけない。
富良野西岳

BACK 佐幌岳

200478

今日の天気はよくない。午前中は曇りで、午後からは雨になりそうだ。
なんか近くに簡単に登れる山はないかと探してみたら、富良野西岳がある。未踏の山なので出かけることにした。
この山の登山口は富良野国際スキー場にある。
昔、釧路に住んでいたときに夜行バスでここまでスキーに来たことがある。なつかしい。
ロープウェイの前の駐車場に車を停めて出発した。
雨具を着込む。小雨が降っているし、草も濡れていそうなので、露払いで濡れる前に着込んでおこうというわけである。ところが、この雨具はまったく不要であった。
登山道はスキー場の中の作業道路を行く。これは普通の林道くらいの幅があってしっかりしたものなのだ。たたし、傾斜はかなりきついのだけれども。
スキー場の端を横切るように行くと分岐がある。そこに看板が立っていて、これが沢コースとの分岐であるようだ。
沢コースを登って、帰りはスキー場のゲレンデを下ってくるのがお勧めのコースなのだが、雨が降っているし、熊も出るらしい。ガイドブックには鈴は役に立たないと書かれていて、熊笛を持てという。沢の音で鈴の音は聞こえないのだと思う。熊も恐いので、スキー場のコースを往復するつもりだ。
作業道路を歩いて行く。本当に林道を歩いているようなもので、味もそっけもない。ただし気がつかないうちに傾斜はかなりきつくなっていた。
これを延々と2時間近く登って行くのだ。
雨具は歩き始めてすぐに脱いでしまった。ともかく雨模様で空気の湿度が高くてムシムシする、汗だくになってしまう。雨具を着ていても内側から濡れてしまう。ちょうど雨もほとんど止んでいるので、雨具は脱ぎ捨てる。
6時半から歩き始めて、ロープウェイ終点に着いたのは8時半であった。
このころになったら雨はすっかり止んで、富良野盆地を挟んで向こうの山並みが見えた。
十勝岳と富良野岳だ。富良野の丘陵も見える。この展望をえられただけで、今日登ったかいはあった。
このロープウェイ終点は、昔スキーに来たとき、ロープウェイで上がってきたところだ。少し記憶があって、今、自分の足で登って来ると感慨もひとしおである。
ここは広場になっていて、いくつもの指導標が立っているのだが、よく見るとそれは登山道の指導標ではなくて、スキーのコースの指導標なのだ。
右手に続く作業道を行く。登り始めてすぐに登山道らしくなってきた。ようやく稜線にたどりつく。ここがスキーのリフトの終点でもある。
ここからは稜線の道を行く。ただしこの道のりも遠い。
まず一つのピークが立ち塞がる。北の峰なのだが、これは巻いてしまう。
樹林から抜けると、展望の開けた縦走路になる。行く手左にに樹木に覆われたピークが見える。
これが富良野西岳である。富良野西岳の山頂部は岩場になっていると聞いていたのだが、ここから見ると完全に樹木で覆われている。
道は大きく左にカーブして山頂に至るのである。
次のピークを超す。これが1110m峰で、しばらく行くとまた急な登りになる。一気に高度を稼ぐと、そこはもう山頂の一角である。
切り立った馬の背の道の向こうに山頂があった。確かに山頂は大きな岩の上であった。
この馬の背の崖側はお花畑になっている。きれいである。
山頂は雲の中で景色は何も見えなかった。少しだけ雨がぱらついてきた。
山頂で休憩。
ところが、山名を書いた柱の根元には、無数の羽虫が止まっていた。これが山頂で飛び交っている。なんか気味が悪いくらいである。
パンを1個を食べてすぐに引き返した。
途中で雨が強くなってきた。ところが、どうにも雨具を着る気になれない。今日は一段と蒸す。そこで思い付いたのが傘である。私のザックにはいつも折り畳みの傘が入っているのだが、風もないので傘にはちょうどいい。
少しくらい濡れてもいいという気分で傘をさして下った。岩場のような険しい所もないので、傘をさしていてもなんら支障はなくて、スキー場のゲレンデまで来ると雨も小降りになった。
駐車場に帰ってきたのは11時半である。
キャンプ場に戻って、テントはそのままにして美瑛の丘の観光に出かけた。

写真家のアトリエ「拓真館」に行った。大型バスが何台も停まっている。平日なのになんでこんなに観光客が多いのだと思ってしまった。
次に美瑛に行って、駅前で観光マップをもらって、美瑛の丘巡りをした。
ケンとメリーの木、マイルドセブンの丘、セブンスターの木、親子の木などを見て廻って、再びキャンプ場に戻ってきた。このキャンプ場では2泊目である。
キャンプ場の近くに温泉があったので、ここで汗を流した。
980円もしたのだが、タオルも付いていて、新しい快適な温泉であった。


→2008年の美瑛散策


NEXT 手稲山

BACK 私の北海道の山百選

富良野スキー場が登山口


スキー場のゲレンデの中を行く


振り返れば富良野の市街が


ロープウェイ終点の指導標


富良野西岳が見える


狐の鐘





最後はやせた稜線を行く


切り立っている


富良野西岳山頂





総合TOP My日本の山  My日本の道  日本の旅  自己紹介












広告 [PR] 高収入  メイク 美容家電 無料レンタルサーバー