むろらんだけ

標高 911m
室蘭岳はその名の通り、室蘭の近くに聳える山である。
私は、だんパラスキー場から西尾根コースを登って、山頂からは夏道コースを下った。山頂ではすばらしい青空が広がっていた。
室蘭岳

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2005年65

今日は室蘭岳に登る。登山口は「だんパラスキー場」にある。
ここにはキャンプ場もあるのだが、車の横にテントを張って寝た。
今日も天気はよくない。キャンプ場の横に登山道があって、鎖で車両が入れないようになっている。出発は635分であった。
この遊歩道はしっかりした広い道で、10分ほど行くと「白鳥ヒュッテ」に着いた。
このヒュッテの前で道は左右に分かれる。私はまず西尾根を登って山頂にいたり、それから南尾根コースを下って、ここに戻ってくるつもりなのだ。
左の道を行く。少し下って沢の流れを渡る。樹林の中を急登する。雲で何も見えない。
傾斜が緩やかになって、だんだん樹林がまばらになってくる。
笹原の道を緩やかに登ってゆくと、このころ、雲が晴れてきた。右向かいの南尾根が雲の中から現れてきた。青空が見える。
今日の天気はあきらめていたのだが、もしかしたら展望が得られるかもしれない。
張り切ってしまう。
展望が開けて、笹がじゅうたんのように覆った広い尾根を登ってゆく。下界は雲海に埋められていて、目指す山頂への道が眺められる。
この展望の開けた尾根の道は、傾斜も緩やかで、楽しく登って行く。傾斜が急になって、これをジグザグに登ると828mのピーク。すぐ先には反射板があって、この反射板の横を登り、その先はほとんど平らな稜線の道である。稜線の向こうに山頂が見える。散歩気分で登ってゆく。山頂直前に分岐があって、これが帰路に使う南尾根コースである。
山頂に着いたのは810.。山頂には長い棒が立っていて、その先に鐘が下がっていた。
山頂には20分ほどいて、下山開始。
笹原の道を急降下する。行く手にはダケカンバの林が見えてくる。この林はなにかしらひどくきれいである。こんな林の中の道をゆくのは気持ちがいい。
とちゅう、ガンバリ岩というのがあるらしいのだが、指導標がなかったのでよくわからなかった。
傾斜が緩やかになって、樹林の中を行くと、「水神社」の鳥居があった。ここまできたら白鳥ヒュッテはもうすぐで、登山口に戻ってきたのは9時であった。
雲海で、室蘭市街や海を眺めることができなかったのは残念であったが、展望の開けた稜線歩きはとても楽しかった。登山時間も往復で、2時間半なのだが、とてもそんなお手軽な山とは思えない、スケールのある山だと思う。


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遊歩道を行く


白鳥ヒュッテ


小沢を渡って、笹の道を登る


空が晴れて山頂が見える


稜線に着く


室蘭岳山頂





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