もいわやま

標高 531m
藻岩山は札幌市街に隣接してあって、山麓はスキー場である。この山にはロープウェイ・リフトと乗り継ぐと、まったく歩くことなく山頂に着いてしまうのだ。山頂には大きな展望台が建っている。
藻岩山山頂

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2005年6月8日

さて、今日はもう一つ山に登る。

札幌市街のすぐ傍にある「藻岩山」である。この山は標高531mで、往復2時間半の行程である。
定山渓から車を走らせて登山口のある藻岩山スキー場に着いたのは12時半であった。

広い駐車場があって、その隅に藻岩山登山口の案内板が立っている。驚いたことに、その案内では細い車道を下るようになっているのだ。これから登るのに、どうして下るんだと思ってしまうのだが、この坂を50mほど下ったところに左に入る道があって、これが登山道入口であった。
深い樹林の中を登って行く。道はしっかりしているのだが、なんか荒れているような雰囲気である。あまり登山者は通らないのかもしれない。
ジグザグに樹林の中を登って尾根に着く。
木の間越しに山頂のアンテナ群が見える。この尾根道は急な登りがほとんどなくて、ハイキングのようなものである。ようやく樹林を抜けると左はスキー場のゲレンデで、緑の草原が広がっている。
その緑の斜面の端に登山道は続いていて、それはやがて階段の道になって、アンテナ群を目指してジグザグに登って行く。
再び樹林の中に入って平坦な道になるとアンテナ施設の前に着いた。
山頂はさらにその奥で、アンテナの右を抜けてゆくときれいな公園のような広場に着いた。ここはロープウェイの山頂駅なのだ。
この山頂駅からはリフトに乗って山頂に行けるのだが、登山道はそのリフトに沿って、まっすぐ石段が続いている。
この石段を息を切らしながら登ると、大きな展望台の建物がそびえていた。登山口から歩き始めて1時間であった。
展望台の屋上に行くと、こここらは札幌市街をすぐ下に眺めることができる。観光客がいっぱいなのだが、登山者の姿も少なくなくて、この山は札幌市民に愛される手軽な山のようなのだ。
展望台の裏にまわると、そこに三角点があった。この三角点はコンクリートで土饅頭のように固められれていた。なんかかわいそうなような三角点である。
展望所の中のお土産屋さんを見たりしたが、ここは本当に観光地である。
下山は来た道を引き返したのだが、途中からスキー場のゲレンデの中を下った。草原の斜面に踏み跡がいくつもついている。ちゃんと登山口の駐車場に着けるか心配だったが、大丈夫であった。
草原の斜面を下って行くのは気持ちがよかった。
登山口の駐車場に戻ったのは2時半であった。


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登山口のスキー場


遊歩道入り口


樹林の中を登る


アンテナ群に向って登る


山頂駅前広場に着く


ロープウェイ山頂駅





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