えさん

標高 618m
駐車場→賽の河原→観音堂登山口入口→観音堂登山口→展望台→恵山山頂→恵山神社

恵山は函館の近くにあって、激しく噴煙を上げる山である。累々と重なる溶岩の間を登って行くのだ。山頂からは雲海の津軽海峡を眺めることができた。
噴煙を上げる恵山

2006年711

青森発810分のフェリーに乗った。函館に着いたのは12時である。
まっすぐに恵山に向かった。
途中、海辺の道の駅から恵山を遠望できる。噴煙を上げる火山であった。去年登ったときは雨で何も見えなかったのだ。
公園まで車で登る。この駐車場から眺める恵山の景色はすごかった。
赤い岩肌が荒々しく、白い噴煙があがっているのが見える。すごい山である。前回のときは何も見えなかったのだが、こんな火山に登れるのかと思ってしまうような山なのだ。
駐車場から階段を上がって草原に出る。この平原は賽の河原と呼ばれる。この這い松の中の遊歩道を行くと、右手には沢の流れが深くえぐって谷を作っているのが見える。遊歩道に噴気腔煙コースが分かれて、その谷を越えて階段が続いているのが見える。
この分岐で右に入るとすぐに観音堂登山口の標識がある。恵山山頂にはこの観音堂コースを行くのだ。この分岐には石仏が何体か置かれていて、噴煙を上げる荒々しい恵山を背景にたっている姿は、けっこうすごみがある。恐山みたいだ。
賽の河原を見下ろしながら歩いて行く。10分ほど行くと登山口の指導標があった。山頂まで1970mと書かれていた。ここからは火山岩の累々とする間を、ひたすらジグザグに登って行くだけである。
山頂まで1690m付近は火山壁の展望台のようになっていた。噴煙をあげるすさまじい眺望である。
山頂まで100m付近になると、荒々しい火山岩はなくなって平原になる。
そのなかで一段盛り上がったところが山頂であった。山名の標識はあったが、三角点はなかった。一番高い岩のうえに真新しい木の杭が立てられていた。この山頂から回りを展望したら、神社が見えた。前回はまったく視界がきかなかったので、こんな神社があることに気がつかなかった。さっそく行って見ることにした。鳥居がたっていて、その奥にプレハブのような社殿がある。戸をあけて中を覗いてみた。
この神社からは津軽海峡を展望できる。ただし、今日は、海は一面の雲に覆われていた。まさしく雲海であった。その雲海の向こうに八甲田山が見えた。青森は海を挟んですぐ近くなのだ。
陸の方を眺めると、駒ヶ岳が見える。
やっぱり、山は晴れたときに登らなくては…と思ってしまう。
来た道を引き返して、登山口からは賽の河原を行くことにした。
踏み跡のような細い道を辿ると、あちこちに石仏がたっているのだ。本当に恐山のような不思議な雰囲気である。
登山口の駐車場に戻ったのは3時半であった。


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青函フェリー


登山口の駐車場


恵山の北面を歩いて登山口へ


観音堂コース登山口


山頂への道


火山風景画広がっている





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