ふらのだけ

標高 1912m
十勝岳温泉→1時間→崖尾根コース分岐→40分→稜線1522m地点→30分→三段山→40分→大砲岩→40分→上ホロカメットク山→10分→上富良野岳→2時間→富良野岳稜線分岐→1時間→富良野岳→富良野岳稜線分岐→50分→上ホロ分岐→20分→安政火口→1時間10分→十勝温泉
縦走路から富良野岳

2007年夏の縦走登山記録
BACK ニセイカウシュッペ山

1993年718

層雲峡から富良野を経由して登山口までやってきた。登山口は十勝岳温泉凌雲閣にある。ここはもうすでに標高1270mなのだ。
ここから安政火口に向かう
遊歩道を登ってゆく。1時間ほどで左の三段山に向かう崖尾根コースに入った。名前の通り、崖のようなすさまじく急な道である。振り返ると安政火口が見えて、すごい絶壁が見える。
ようやく尾根の上に着くとここが三段山で、左に下ると白銀荘、右に登ると上ホロカメットク山なのだ。
雲が、どんどん下から湧き上がってくる。雲海の上に十勝岳の三角峰が見えた。
私はこの三段山からまっすぐに稜線を目指すつもりなのだが、ガイドブックには極めて危険なコースと書かれている。悩んでしまうのだが、この道を行くことにした。(私がこのコースを歩いたのは今から13年も前のことで、現在この道は通行止めになっている)
ほんとうに厳しい道で、しかも雲の中に入ってしまった。
視界のきかない中でまず、急な岩混じりの急斜面を下る。これは足場が不安定でほんとうにヤバイ道である。危険とガイドブックにかいてあるだけはある。下りきったところにはお花畑があるのだが、とてもそれを眺めてる余裕はなくて、すぐに登り返す。この急な尾根は「OP尾根」というのだ。最初は草付きの道だったが、火山灰や岩礫の急な道になった。足場が不安定で、油断するとすぐに落石を起こしてしまう。距離としてはたいしたことがないのだが、稜線に出るまでに1時間もかかってしまった。
稜線に着いたときは本当にほっとした。
ここからは楽しい縦走コースである。
次第に霧が晴れてきて、行く手にはすばらしい景色が広がってきた。
縦走路の右手は火口の断崖絶壁である。行く手の雲海の上には富良野岳が浮かんでいる。稜線の右下に小屋が建っていた。地図で見るとこれが上ホロカメットク山避難小屋のようだ。
縦走路の行く手には上ホロカメットク山が鋭く聳えている。岩混じりの急な道を登ってようやく山頂に着いた。9時40分であった。
山頂からの大パノラマはすばらしかった。北には端正な三角形をして聳える十勝岳、南には富良野岳、稜線の西側は火口で、険しい絶壁になっている。そして火口は雲海で埋まっているのだ。見飽きることのない展望である。大満足。
富良野岳に向かって縦走を続ける。すぐに十勝温泉分岐がった。ここは上富良野岳山頂でもある。
さらに稜線を行く。稜線の右はスパっと切れ落ちた火口である。岩稜の道もあるのあdが、途中にはけっこうお花畑もあって、美しい花を見ながら行く道でもある。
ガイドブックでは上ホロカメットク山から富良野岳までは3時間とあるのだが、すばらしい展望に足も軽くなって、2時間で着いてしまった。
さすがに富良野岳山頂には登山者がいっぱいであった。でも、富良野岳山頂に着いたときは雲に囲まれてしまって、展望はまったくきかなかった。でも、ここまでの縦走路で十分展望は楽しんだので満足である。
山頂からは富良野岳稜線分岐まで戻って、そこから十勝温泉に向かって下った。
登山口に戻ったのは2時半ころ。
せっかく目の前に温泉があるのだ。もちろん温泉に入って汗を流した。いい湯であった。


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安政火口に向かう遊歩道を行く


安政火口を右に見て崖尾根コースを登る


三段山。白銀荘への分岐でもある


十勝岳〜富良野岳の稜線に着いた


大砲岩


稜線を行く


稜線右下に上ホロカメットク山避難小屋があった


行く手に上ホロカメットク山が大きい

上ホロカメットク山山頂

行く手に富良野岳を見ながら稜線を行く

上ホロカメットク山の奥に十勝岳

お花畑の稜線を行く

十勝岳温泉との分岐(上富良野岳)

縦走路を行く

富良野岳山頂

十勝岳温泉に戻った






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