はるかやま

標高 907m
登山口→1:20→土場→銭函峠→20分→銀嶺荘→30分→春香山山頂→40分→銭函峠→1:00→登山口

昔はスキー登山で親しまれた山なのだそうだ。山頂からは石狩湾や手稲山を展望できる。
銭函峠付近から春香山

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2006年721

昨日は釧路を夕方6時に出て、走り続けて小樽に着いたのが深夜3時であった。
今日は春香山と塩谷丸山に登るつもりなのだ。
昨日の夜、登山口近くに着いたときは登山口がどこなのかよくわからなかった。ゲートがあったのでその前に車を停めて、とりあえず寝たのだ。
朝、6
時頃、車が1台やってきて私の車の横に停まったが、しばらくして出ていった。登山にきたのではないのだろうかと不思議に思った。
明るい中で少しあたりを歩いてみたら、すぐに登山口がわかった。真っ赤に錆びた鉄板に白いペンキで「春香山」と書かれていて、そのすぐ先のゲートは閉まっていた。
出発は640分である。
林道を歩いて行く。銭函川が林道の右を流れていて、これに沿って歩いて行くのだ。ほとんど平坦な道で、すぐにこの川を橋で渡る。二度目の橋を渡って、ゆるやかに林道を登ってゆくと、ようやく登山道の入口があった。歩き始めて30分ほどである。
木の幹に新しい指導標が打ち付けてあって、「銀嶺荘・春香山へ」とかかれている。
ここから35分ほど、樹林の中を緩やかに登って行くと、広場があった。ガイドブックにある「土場」である。登山者が一人休憩していた。話をすると、今朝、私が寝ているときに隣に車を停めた人だった。このひとは、私が歩いてきた道は通行できないものと思って、桂岡町の民家の中にある登山道から歩いてきたのだそうだ。こちらの方が距離が長い。
先に私が出発した。この土場の奥に登山道が続いている。今日はすばらしくよい天気である。輝く緑の樹林の中を歩いて行くのだが、この山は虫が多くて買ったばかりの防虫ネットをさっそく使うことになった。これはかなり便利である。
ダケカンバの白い幹の林の中を登ってゆく。さすがに傾斜がきつくなった。深い樹林の中に分岐の指導標があった。ここが銭函峠のようで、ここから銀嶺荘は近い。
尾根の道を行くのだが、樹林に囲まれているため展望は得られない。それでも、林がとぎれたところで春香山を見ることができた。
銀嶺荘に着いたのは8時半である。小屋には誰もいないのだが、入口には「休けいおいしいコーヒー付400円、ランプの灯りで一泊800円」と書かれていた。
さて、山頂に向かう。小屋の前の小さな流れを渡ってから急登が始まる。驚いたことに林道があった。小屋のすぐそばまで林道が通じているようなのだ。どうなっているのだろう。
20分ほど樹林の中を急登すると展望が開ける。下には銭函の海岸線が見えた。青い海がきれいだ。
春香山山頂に着いたのは9時である。
休憩していたら、土場であった登山者が登ってきた。札幌の人で、このあたりの山に詳しい。山頂から見える山々の名前を教えてくれた。
私が去年登った銭箱天狗岳も近くにあるはずだが…と訊いてみたら、はるか下に小さく見える台形の山が銭函天狗岳なのだそうだ。こんなに低い山だったのかと驚いた。
遠くにはアンテナを林立させた手稲山も見える。晴れの日の山頂は本当に気持ちがいいのだ。
登ってきた道を引き返して、車に戻ったのは1045分である。


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春香山登山道入り口


沢に沿って行く


登山口


土場


銭函峠


銀嶺荘


春香山山頂





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