はくうんだけ 標高 2229m |
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白雲岳 |
2006年白雲岳登山 | ||
BACK 化雲岳・忠別岳 1991年8月13日 朝、快晴であった。 昨日の雨はいったいなんだったんだと叫びたくなるほどいい天気。 小屋の前の広場からはすばらしい展望である。石狩岳、ニペソツ、そして縦走路を振り返ると遥か向こうにトムラウシが聳えている。この景色を見れただけでも、昨日の雨の苦労は報われたというものだ。 白雲岳に向かって登ってゆく。振り返ると昨日、雨の中を歩いた縦走路が続いていて、その向こうのトムラウシ。何度も何度も振り返ってこのすばらしい展望を眺めてしまう。 白雲岳までは北に向かって歩いて行くのだが、白雲岳分岐で縦走路から外れて左折する。分岐から30分ほどで白雲岳山頂に着く。 ここからの展望はすばらしい。南の遠くに見えるトムラウシ、あそこから縦走してきたのだ。東には二ペソツ、石狩岳。これから向かう北には旭岳から黒岳に続く稜線。見飽きることのない大パノラマ。ため息が出てしまう。北海道の山はすばらしい。 ビデオを何度も何度もまわしてしまう。 名残惜しいが白雲岳山頂を後にして、大雪山の北海岳の登りにとりかかる。 北海岳までは1時間半ほどの行程である。 北海岳から旭岳の道は、つい1ヶ月前に黒岳から旭岳に縦走したときに通ったばかりである。そこで、間宮岳からは旭岳に登らずにそのまま北上して中岳方向に向かい、その手前の分岐から裾合平に下ることにした。別に旭岳の急登を逃げたわけじゃなくて、通ったことのない道を下りたかったのだ。(いいわけだ…) 中岳分岐から下り始めてすぐに、登山道の脇に温泉があった。 脱衣場とかの施設はまったくなくて、道端にある小さな池とかわらない。登山者がすぐ側を通るということを思うと、この温泉に入るにはちょっと勇気が必要だ。 袴平は広大な草原である。一面のチングルマの群落で、綿帽子が風に揺れていた。この景色もすばらしい。 裾合平から姿見池のロープウェイ駅までは1時間足らず。 姿見池から山を振り返ると、山の斜面から噴煙が上がっている。 大雪山も活火山なのである。 ロープウェイ駅には12時に着いた。 今回のトムラウシから大雪山の縦走は無事終わったが、夏休みはまだ日が残っている。 どうしようかと考えたが、北海道にある日本百名山でひとつだけ未登になっている後方羊蹄山を登ってしまうことにした。 そうと決まったら、時間を節約するためにロープウェイで下り、バスで旭川へ出て、そこからまたバスに乗り換えて、天人峡温泉に。 今日は晴れていたのだが、突然にわか雨。日は照っているのに雨が降っている。その中で羽衣の滝を見物して、停めてあった車にたどり着いた。 後方羊蹄山に行くことにしたものの、よく地図を見たら、かなり遠い。 旭川から深川、札幌の北を通って、小樽、余市、そこから定山渓に入って、中山峠を越え、ニセコを抜けてようやく比羅夫の登山口である。 登山口に着いたときはもう、真っ暗であった。 NEXT 後方羊蹄山 BACK 私の北海道の山百選 |
白雲岳避難小屋 小屋の後ろにはトムラウシが見える 白雲岳山頂付近の岩稜 白雲岳山頂 北海岳山頂、後ろは旭岳 間宮岳山頂 袴平を行く私 |
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