あしべつだけ

標高 1726M
登山口→2:30→鶯谷→40分→半面山→40分→雲峰山→30分→芦別岳山頂→20分→雲峰山→20分→半面山→30分→鶯谷→1:50→登山口

この山に初めて登ったのは16年も前のことで、このときは下山路で足を滑らせて左足を怪我をしてひどいめにあっった。二度目であるが、やっぱりこの山は素晴らしいと思った。
雲峰山から芦別岳

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2007年6月28日

昨日はマクドで登山記録を入力していたら暗くなってしまった。芦別岳の登山口は太陽の里にあるのだが、その近くに山辺自然公園の駐車場があったので、ここに泊まった。
北海道の朝は本当に早くて、3時半には明るくなり始めるのだ。うつらうつらしていたら、私の車の横に駐車する車があった。
私と同じ芦別岳の登山者で、彼らは5時半頃に出発していった。私の出発は6時少し前である。

芦別岳の登山コースは新道コースと旧道コースがあるのだが、昔、私が初めて芦別岳に登ったときは新道コースを登って山頂を踏んで、帰りは旧道コースを下った。(その時に3mほど滑落して足を傷つけてしまったのだが…)今回は新道コースを往復するだけにしようと思っている。
登山口からは、すぐ針葉樹の中の急登であった。

ガイドブックにはキャンプ場からの道が合流すると書いてあるのだが、そんな道はなかった。
急な登りが続くき、30分ほど登ったところには「呻吟坂」という標識があって「負けるな」と書いてあった。いやになるほど急な登りが続く。
ようやく傾斜が緩やかになると、鬱蒼とした樹林から抜け出して右側の展望が開ける。下には富良野の田園風景が広がっていて、その素晴らしさにうれしくなって歩いて行くとすぐに「見晴台」に着いた。歩き始めて1時間
20分が経過していた。先を歩いていた登山グループはこの見晴台で休憩したので、ここで追いついてしまった。
最近は往復3時間ほど低山にばかり登っていたのだが、今日の登山は往復8時間もかかるのだ。ペース配分を間違えるとバテてしまうのであせらずゆっくり登っているのだが、見晴台で休憩しなかった。
鮮やかな緑の潅木の間を急登してゆく。今日の天気は曇りなのだが、時々うっすらと日が射したりする。山には雲がかかっていないので意外と展望は開けているので助かる。

ミツバツツジのピンクの花がたくさん咲いていて、すばらしくきれいだ。
右手には樹林越しに岩峰群を眺めることができる。二つのピークを持って聳えているのが夫婦岩だ。この岩峰に字のルンゼンが見えるはずなのだが、どれをさしてなのかよくわからなかった。
急な登りをこなしてようやく傾斜が緩やかになると、そこに「鶯谷」の標識がたっていた。こんな山の尾根の上に「谷」という名前は変なのだが、ここから覚太郎コースが分岐していてそれが谷沿いの道なのだ。
ここまでは広い山腹の登りで東尾根を歩いているという気がしなかったのだが、右に急峻の断崖を見ながら登って行く。
このあたりで雪渓をみるようになった。右手の夫婦岩にも雪がついているのが見える。
鶯谷から次の目標の半面山までは遠かった。けっこうきつい登りが続く。でも、尾根の樹林の緑がものすごくきれいだ。
半面山山頂には錆びた鉄の筒がたっていたが、山頂の標識がない。あたりを見回したら、なぜか林の中の幹に半面山の標識がうちつけられていた。
山頂から下って行くと行く手の視界が開けて、真っ正面に芦別岳と雲峰山が大きく聳えている。雲峰山の右にはすさまじい岩峰が聳えていて、これが屏風岩なのだろうか。ともかくすばらしい眺めだ。20年ほど前に同じコースを歩いたのだが、こうした風景があったことはすっかり忘れていた。
鞍部には「熊の沼」があると書かれているのだが沼なんてなかった。でも水芭蕉が咲いたので、このあたりが沼だったのかもしれない。
この鞍部から登りはじめようとするところに小さな遭難碑がおかれていた。これは昭和
34年の旭川高校15名の遭難を悼む碑であった。
鞍部から雲峰山へは振幅の大きなジグザグの道を登って行く。山腹の山襞にはけっこう雪がたくさん残っていて雪渓をつくっていてきれいである。そして登山道には薄紫のハクサンフーロの群落があった。
この頃から雨が降り出した。もし、調子がよかったら旧道コースを下ろうかとも思っていたのだが、この雨で即座にあきらめることにした。
山腹には雨水が流れた跡が深い溝になって刻まれていて、登山道はその深い溝の縁に沿って続いている。ようやく雲峰山の山頂に着いたのは9時24分であった。
雲峰山からは芦別岳の眺めがすばらしかった。芦別岳は急峻な絶壁を持ち、鋭い岩峰群を従えている。山腹には大きな雪渓が残っていて、すばらしい眺めだ。
雨がひどくなってきたが雲がかかることがなく、けっこう展望は開けているのは助かる。
この山頂で雨具に着替えて芦別岳山頂をめざす。いったん下って、狭い稜線を通過する。覗きこむと断崖絶壁で、足が震えるような高度感である。それにしても見上げる芦別岳はすさまじく急峻で、なによりも途中にある雪渓が心配である。あの雪渓を横切らなければいけないようだったら、山頂はあきらめて引き返すしかない。
登りが急になって山腹をジグザグに登ってゆく。心配していた大きな雪渓の前に出た。すごい傾斜の雪渓で、どうするんだよ…と思ってしまったが、登山道はこの雪渓の縁を行くのだ。良かった…、これなら登って行ける。
さらに登って行くと再び雪渓にぶつかる。この雪渓の下をトラバースぎみに斜めに登ると、山頂への最後の岩場の登りになる。これを急登すると、キバナシャクナゲが咲き乱れる小さな広場に着いた。この少し上が山頂であった。
山頂に登ると、すさまじい風が吹いていた。登ってきた道は風の吹く陰になっていたので気がつかなかったのだが、山頂では雨の混じった強風がたたきつけるようにぶつかってくる。たちまち体温が奪われてゆく。記念写真を撮ってすぐに山頂から下って、キバナシャクナゲの広場でほっと一息。ここはまったく風が吹いていないのが不思議だ。
雲峰山で、私が追い越して登山グループにすれ違った。
あとはどんどん下って行くだけだ。途中で天気が回復してきて薄日が射すようになった。
登山口に戻ったのは12時半である。


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新道コース登山口


呻吟坂付近、先行パーティがいた


見晴台から富良野


気持ちのいい樹林を行く


鶯谷の入口


半面山山頂


行く手に芦別岳と雲峰山


深くえぐれた溝の横を行く


雲峰山山頂


霧の中、雪渓を越える


キバナシャクナゲの向こうに山頂


芦別岳山頂





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